作成、修復の世界への第一歩
組長がこの業界(いわゆる車業界)へ足を突っ込んだきっかけとなるのは、小学校6年の冬の事である。
近所に、いっつも妙な行動をするおっちゃんがいた。
(今考えるとチンピラだったのかな)
そのおっちゃんは普段から50ccのバイク(カブだった)に乗っていて、
だいぶボロくなってきており’人にも抜かれる位遅くなった’と言うことで新車を仕入れてきた。
新車と言うことで、自慢しながら乗り回していた。
2,3人の同級生と見ていた組長は、ふと、古いのはどうするんだろう?と思った。
まあ、その手のものには興味をそそられる年頃である。
だめもと、でおっちゃんに聞いてみた。
「古いバイク、俺っちにくんない?」
「いいよー、でも、俺がくれたっていうんじゃないぞ!!」
そうは言っても、あんたがくれたのバレバレじゃん。
まあ、そんな形で組長は、人生を形成していく為のきっかけを入手したのである。
2004年7月20日