組長の誕生

組長が派生したのは東京都大田区である。
時代はというと、戦後の混乱が収まりつつある1950年代も終焉を迎えた秋の事である。
、らしい。(自分では確認していないからだ。’橋の下に落ちてた’というのもあるらしい)
父上は建築業界の人である。
と、カッコをつけてもしょうがない。
建築施工関係(主に工場系)を請け負う業者らしい。
代々は上州(群馬県)で家具職人をしていたらしく、祖父の代で東京の浅草に店をひらいたそうだ。
母上は実家が造船関係だったらしい。
とはいっても、こちらも代々、船大工の家であり、祖父は横須賀の造船所にいたらしい。
現在、組長自身に兄弟はおらず(混乱の中、他界したそうだ)運良くか悪くかは分からないが組長ひとりが残っている。
しばらくは、この父上(面倒くさいので浜のオヤジのオヤジ)のみょうちくりんな話をして行こう。

2004年7月20日