はやくぅー!(2)

【美人派遣社員にあきれられる編】

 

ゲロゲロだった。

二日酔いである。

最近飲み会が続いているせいか肝臓さまも大変弱っておられる。

 

Tさんという、それはそれは芸能人並みに美しい派遣の女の子がいた。

これがまた笑顔の可愛い、見てるだけでいいや!系の美人である。

その日はみんなの休憩室に机を持ってきてTさんは1日仕事をしていた。

 

・・・朝9時

浜のオヤジ「今日ボロボロっすよ」

わし「わしもう酒やめるっす」

Tさん「うふふ」(←こうやって書いていても思い出すくらいかわいいっす)

 

・・・10時

「ふぅ〜。お前、オレの代わりにやってよ」

「むりっす。限界っす。」

「だいじょうぶですか??」

 

・・・13時

「今日は1日だめ。早く帰ろーーっと」

「わしもっす。めし食えんかったっす」

「たまには早く帰らないとだめですよーー。」

 

・・・15時

ちょっとなら飲めるかもしれない。」

「ま、まじっすか。わしは無理っす」

「あはは!」

 

・・・16時

Tさんのダンナもこんなんすよ!きっと会社で...」

「そうなんでしょうねー。たま二日酔いしてます!」

 

・・・18時

(あたりまえのように)「はやく〜」

「ま、まじでいくんすかー」

「あたりめぇじゃあないかよーー!はやく〜

「・・・・・」(←今日、朝からの状況を思い出している)

 

「はやくしろよーー」

「わかりました。行きましょう!いっちゃいましょう!

「お疲れ様でした〜」

 

おわり