固まってる、ワ○ビ〜編

 

第1話

 

皆さんは知ってますか?

 

某A社の超COOLな男、人は彼をワラビーと呼ぶ

そんな彼のとっておきのお話を今日はひとつ・・・

 

ある日ワラビーは教育で使用しているマシン30君で

妙なことに気が付いた。

(オヤ?なぜか画面が黒いまま何も動かない)

 

しばらく様子を見てみようかとチョット眺めている

でもマシン30君は何も返事をしてくれない

 

ちょっと再起動してみようかなぁ・・・

でもそれで壊れたら関西人がうるさいからなぁ

そう思ったワラビーは隣の関西人をチラリと見た

 

(ん?何だろう?見つめられている気配がする)

人の幸±に敏感な関西人は何かを嗅ぎつけた!

 

「何してんのぉ〜、わらびぃ」と悪魔のささやき

 

「いえ、あのー動かないみたいなんですが・・・」

 

☆☆☆キラーン☆☆☆

 

「ほほうぅ〜、そうですか。それは大変ですねぇ」

 ニヤリ-.-メ

 

 

第2話 ヒント

 

関西人は偽善者チック満載の笑顔で

「あー、どれどれ」とワラビーに近寄った

 

どうやらディスプレーの液晶がダメになったらしい

しかし関西人は面白いので

「ちゃんと調べろよ」の一言で観察に入った

 

しばらくしてどうなったかチラ見してみると

電源ボタンに手をかけて黒い画面とジーット

にらめっこしているワラビーが目に入った

 

仕方ないなぁと思った関西人がまさに声をかけようとした時・・・

「ジット見ても解決にならんだ!」

あなたの不幸コーディネートします!と目に書いた王様が口を開いた。

 

(GOOD LUCK!ワラビー。君なりに頑張ったよ)

 

関西人はまたもや観察に入った

あとは激流に飲み込まれて流されていくのみ・・・

 

「再起動して画面写らないなら、何が悪いか考えろよ!」

「周り見たら写るマシンあるだろう?それをDOする」

そうワラビーのマシンの横にはイ○テリ君がいたのだ!

どうやら王様は問題の切り分けのために

それに写るかどうか?確かめろ、と言ってるらしい

 

しかしワラビーには難しかったようである。

 

またもや「???」になった彼は、またもや固まり始めた

 

第3話 NEXTいじり

 

固まりかけたワラビに追い討ちが入る

 

耳ダンボ王子がやっぱり出てきた

しかもBABYとMTG中だったはずなのに、

なぜかいじりに参加している。

 

「なぁに〜わらび。またやったのぉ?」

(なぜ、王子がここに・・・)

固まり薄れゆく意識の中でワラビはそう思った。

 

消えかけた火種を再燃さすのは王子の得意技である!

関西人が言うから・・・・・・そうなるんじゃー」とか

ヤイノヤイノお祭騒ぎである

 

そんな王子の思いが伝わったのか?

わらびは別モニターに写すことに気が付いた!

以外にチャキチャキやっているようである

ちなみにワラビは他称PCオタクなのだ。

 

気が付いてしまったら面白くないと思った3人は

次なるイジリを検討し始めた。

 

「会社の備品だしねぇ・・・」ニヤニヤ王様

「まっずいよねぇ、某A社払い?」悪い顔の王子

「いやいやワラビ個人でしょ?」一番悪い顔の関西人

「反省の色が見えないのよねぇ」

 

・・・・・・・・・・・ピン!「反省・・・!文」

顔を合わす3人、「じゃ、それで!」

 

やっと静かに修復作業を始められ、ホッするワラビ

後でニヤニヤした3人組がジワリと詰め寄ろうとしている

 

どうするワラビ!笑ってる場合じゃないぞ!

危なーーーい

 

第4話 反省の証

 

ついに王子はわらびに言った!

反省の形が必要だと思わな〜い?」

「いえ、不慮の事故ですから・・・」シラを切るワラビ

 

「ほな、修理に出すから提出書類を書いてや」

関西人はあくまで仕事の手続きをするかのように

事務的に言ってくる!

 

ある飲み会で使用した半紙と筆ペンがあるのを

思い出した関西人はイソイソと机から取り出した

 

(これは当然、公用書類なわけがないんでは?)

 

まるでドラえもんが便利道具を出すときのように

両手に持ってニコニコしている関西人を見て

(もう、止まらないんだろうなぁ。この人達・・・

 

一番左に名前を書けと言われたので

【わらb】とサインを入れ、

王様は朱肉を出してきて「押せ」というので

つい拇印を押してしまった。

人生初の白紙サインを経験した瞬間である!

 

関西人はそれを受け取ると偽善者ヅラで

「あとは書いてやるから、安心しーや」

 

顔は正面を向いたまま、チラリと横目で

関西人の手元を見ていると・・・

 

**********************

反省文

 このたび私の不注意により

 貸与パソコンを潰してしまい、

 誠に申し訳ありませんでした

 今後、このようなことが起きないよう

 最善の注意を払います

     株式会社 某A社 わらb

*********************

 

関西人は、さらさらと書きなれた手付きで書き上げた。

 

(寿命でモニタの電源切れただけなのに、

 なぜか壊したことになっているじゃないか!怒!

 

ワラビがそれを言おうとした瞬間

察知した関西人は次のアクションを開始した!

 

第5話 戦歴の証

 

関西人ワラビから反省の形を受け取ると

そのまま、まっすぐにOA担当の元に向かった。

 

なんだかんだとは言え、会社の先輩ということに変わりは無く、

後輩の不始末は面倒見なければならない。

「はぁ、リーマンって辛いわ〜ぁ」

 

あんたそんな顔してないよ。。。)

ワラビは見守るしかなかった!

 

F田さんのデスクで関西人はなんとかお許しを頂き、

ワラビの元にトボトボ帰ってきた。

うっすら涙の跡が頬にできていることをBABYは知っている。

 

「じゃ、手続きは済んだから・・・グスン

そういいながら

マグネットどこだぁ?ワラビ?」

何に使うか分からないが探していたので

机にあったマグネットを差し出した!

 

すると関西人は恐るべき行動に出た!

大きな声で

反省とはみんなが見て、初めて反省が完成するんだ」

(わけが分からない・・・)

 

キャビネットにツカツカ歩いていくと

関西人マグネット反省文を貼り付けた!

 

しかも皆がばっちり見える場所に・・・

 

後日、知らないおじ様たちに

「ワラbって?どの子?」と聞かれまくった事は言うまでもない。

 

今でもT*Oの2階にはワラビの戦歴の証である

反省文と心の句【忍耐】が飾られている

 

おわり