きたない話(6)
【カラーコピーでケ×の穴編】

ナチュラルハイよっぱらいはどこか似ている。
出図が迫り、その日は徹夜であった。
夜中の2時ともなると、大騒ぎである。

まずは「コピー機で顔を撮る」
・・・基本である。
コピー機の走査線にあわせてガラスの上で顔を転がすのである。
出てくるちょー怪しいコピーを見てうひゃうひゃ大爆笑である。
なかなか難しい。

顔に飽きたバカものたちは更なるチャレンジにかかった。
コピーで「立体前田っち」を造ろう!という大企画である。

ノリノリの前田っちはすでにフリチンである。
早速、頭からスキャニングが開始された。
A3の紙を丸めていくとかなり怪しい「立体前田っち」が出来ていく。
バカ集団は、前田っちの頭と足を支えて抜群のチームワーク。
ゴロゴロ転がしている。

等身大の「立体前田っち」が完成した。

うひゃうひゃ騒ぎながら皆で蹴ったりつついたりしていると
なんと前田っちはコピー機に馬乗りになり
「ケツの穴とるけん!」
・・・やりやがった。

こうして「超リアル・立体前田っち。(○ール付き)」が完成した。

翌日、コピーを撮ると真ん中に菊の花模様が写ったそうである。

おわり