おかしなできごと(2)
【アミット川崎のとりこ編】
久々に飲み会である。
メンバーは、アミットっち、しんじょー選手、わしである。
インド人がいてもエロ話全開のしんじょー選手とわしである。
話題は、職場にいる「自称あやや」は処○かどうかという話になった。
あややとはいえ、あくまで「自称」なので、実は「わやや」に似ている。
入社2年になるが、男の気配はない。
しんじょー選手「ありゃぁ、絶対処○ですよーー間違いないっす」
わし「わしもそう思う!」
アミットっち「絶対ちがうっすよー」
アミットっちも片言の日本語で「日本エロワールド」を楽しんでいるようだ。
すかさず、しんじょー選手が広島なまりで
し「おまえ何で処○じゃぁないって思うんかいのーーー」
ア「違うと思います」
し「まさか、おまえがやったんじゃぁあるまいのーーーカカカ!」
ア「僕は、バージンですが彼女はちがいます」
し・わ「・・・」
しんじょー選手とわしは顔を見合わせてニヤリとした。
こんなすばらしいネタは10年に1度くらいしかない!
アミットっちが童貞?29歳なのに?げげげげげっ!
もともと「わやや」が処○かどうかには全然興味の無い2人は
いきなりアミットっちに興味全開!
あーだこーだあーだこーだ、さんざん盛り上がったあげく
し「ほんじゃーここの名刺やるけー今度行ってみたら?」
わ「こ、こりゃぁええ!」
しんじょー選手はおもむろに川崎のヤバイところにある店の名刺を出した。
手書きでこう書いてある。
川崎・・・×××、安奈。
今日はありがとう!また遊びに来てね!アンナ。
しんじょー選手から手渡された名刺を見てアミットっちの目が「キラーん」と光った。
29年間、さぞ辛かったのであろう。
日本に来る前インドの友達に「カワサーキ!カワサーキ!」と
日本の裏情報を聞いていたのかもしれない。
次の月曜日、アミットっちがわしに報告した。
ア「川崎行きました。3回しました。でもエイ○になってないか心配です」
お、おまえ3件もハシゴしてエイ○の心配すんなよ!
終わり